カンナは一台あると便利です

材木の表面を仕上げるのに、紙やすりやサンダー(電動)を用いる方が多いと思います。
ですので、DIYには、カンナなど必要ないと言われる方がおられるかもしれません。

それでも、材木の角をとったりするのに、カンナが一台あれば便利です。
それよりも、カンナをさっそうと取り出して、材木の表面を削り出したら、カッコイイじゃないですか。

というわけで、このページでは、カンナを一台持つとしたどれがいいかということを解説します。

カンナは、替刃式がオススメ

カンナには、いろんな種類がありますが、便利なのが、替刃式のものです。
通常、カンナの刃が切れなくなってきたら、研ぎ石等で研がなければなりません。しかし、これがなかなか大変なのです。切れ味を回復させるには、技術が必要です。

その点、替刃式ならば、切れにくくなってきたら、カッターナイフのように、刃だけを替えれば良いのです。


カンナ

これは、わたしが普段使っている二枚刃カンナですが、分解するとこうなります。
カンナ分解
丸で囲んだ替刃を取り替え、カンナ身の上に乗っけるだけで良いのです。
これなら、常に切れ味の良いカンナで作業を楽しむことができます。


ほかにも、”最適カンナ”というのもあります。
これは、大抵の方が難しさを感じられる刃の出し入れが簡単に出来るものです。

ダイアルを回すだけで、刃の出し入れができるので、簡単に調整ができます。
刃の調整に苦労しておられる方はこちらを試してみるのも良いかもしれません。

カンナは直射日光に当たらないように

先ほどの”最適カンナ”の台は、アルミ製でしたが、通常の台は木製です。

木製の台は、丁寧に扱わないと、反ったり、時にには、割れてきたりします。
ですので、注意を払う必要があります。

特に、直射日光に当て続けるのは、厳禁です。狂いのもととなります。

直射日光の当たるところで、保管されることはないとは思いますが、庭などで作業されるときは要注意です。
カンナを使い終わって、そのまま次の作業に移るということは多いと思いますが、それが危険です。

ですので、使い終わったら、一回一回、面倒でも、道具箱など直射日光が当たらないところに収納するようになさってください。

カンナ台の調整方法

木製のカンナ台は狂いやすいということを書きました。
これは、どんな注意していたとしても、多少狂いが生じてくるのはしょうがないことです。

ですが、しょうがないと言って何もしなければ、切れなくなってきます。
ですので、簡単に出来るカンナ台の調整方法について解説したいと思います。

用意するのは、150番ほどの”紙やすり”と”差し金”です。これだけです。

では、まず下の図をご覧下さい。
カンナ調整説明図
この矢印の面、”下端(したば)”といいますが、この面が平らでなけらば、いくら刃の調整をしたとしても、削れません。

ですので、この”下端”を平らにしていきます。

まず、カンナの刃をギリギリ、カンナ台から出ない程度に調整します。 (刃は必ず、外さず、セットした状態にしておいてください。刃があるのとないのとでは、若干カンナ台の形状が異なりますから)



そして、150番程度の”紙やすり”を作業台の上にテープ等で留めておきます。
次に、その”紙やすり”に”下端”を押し付けて、前後に動かし削っていきます。
ある程度削って平らになったと思ったら、確認します。

この時に、差し金を使います。

カンナ台_調整

上の写真のように、差し金をカンナ台に当てます。
それから、カンナ台を目線の高さに持ってきます。そして、差し金とカンナ台の間に隙間がないかを確認します。その際、一ヶ所ではなく、何度か差し金の位置を替えながら、確認してください。

このようにして、隙間がないのが確認できれば、”下端”が平らになったということですので、調整はほぼ終了です。

最後に、先ほどの図の丸で囲んだAの部分を少しだけ削ります。
つまり、カンナ台の前に角の部分です。
削るといっても、0.1~0.2mm程度です。(正確に測るわけではありませんが・・・)
ですので、紙やすりに2,3回こすり付ける程度でOKです。

これで、カンナ台の調整は完成です。

かなり削りやすくなると思いますよ。

ちなみに、買ったばかりのカンナでも、店頭に並んでいる間に狂ってくることもありますので、一度、差し金を当ててまっすぐかどうか試してみられた方が良いと思います。